このシロアリ被害と並んで、「木造住宅」の心配な点として挙げられてきたのが、建物の防火性能です。実際に、大きな震災があるたびに木造住宅の延焼がその被害を拡大させてきたという経緯があります。また木造住宅はRC住宅と比べて火災保険料が高いことも難点です。そこで私たちは、「省令準耐火構造」という技術基準を採用しています。
この省令準耐火構造では、屋根に不燃材料を、また外壁等は防火構造とすることで、まず屋外からの延焼を防ぎます。そのうえで、屋内の壁や天井裏の構造を指定された仕様とし、必要に応じて天井材に強化石膏ボードを使うことで延焼を遅らせます。このような構造を採用することによって、木造住宅でも火災保険の構造区分で耐火建築物などと同等の区分になり、保険料を大幅に安くすることが可能です。
| 1.私たちのこだわり | 2.シロアリ対策 | 3.防火対策 | 4.丈夫で長持ち |